シンガポールで見るべき野鳥、キガシラヒヨドリと遂に出会う Jul 2021

Straw-headed Bulbul , Tanimbar Corella

シンガポールに出ている、falconet(小さい猛禽類の一種)を探しに行ったとき、遂にキガシラヒヨドリを捉えました!!場所は、シンガポール中部の馬術クラブ付近です。マクリッチの少し南側の、住宅街をちょっと抜けたところです。

いい声で鳴く野鳥がいるなあ、と声のする方にカメラを向け、撮ってみたら、そうでした。距離は大分ありましたけど。

というか、今まで声は聞いたことが何度もあったのですが姿を捉えたことがなく、幻の鳥だったのです。キガシラヒヨドリだったのですね。

つがいでいました。なんでも乱獲により絶滅危惧種に指定されてしまったとか。。。以前見られていたインドネシアでは絶滅してしまったそうです。悲しすぎます。確かに、声が綺麗で通るので、鳴き合わせなどで乱獲されてしまったのか。。。いずれにしても野鳥には何の罪もありません。

幸い、そんなことをしたらシンガポールでは刑罰が与えられるでしょうから、キガシラヒヨドリたちは安全です。

シンガポールには世界中のキガシラヒヨドリの半数が生息しており、この鳥をみるために来星するバーダーもいます。

日本のヒヨドリと顔が似ていますし、大きさも似通っています。こちらは色が薄く、頬の黒い線が特徴ですね。この写真だとわかりづらいですが目は赤、尾っぽのあたりは抹茶色をしていて綺麗です。また出会いたい野鳥です。

Falconetを待っている間、Tanimbar Corellaの群れが楽しませてくれました。パシリス公園、Goldhill でも見かけますが、ここまで大きな群れをみたのはここだけです。ペットが野生化したのですが、元気で何よりです!