Grey Crowned Crane at Seleter
本来ならアフリカに生息しているはずの鶴の仲間がセレター付近に出ているとのことで、何回か見に行ったのですが、そこにはだだっ広い原っぱが広がるだけ。。。もしかして隠れているのかも?と思い探してみたもののいませんでした。
しかし、やっと遭遇することができました!!!
じゃーーーーーーーーーーーーーん!!!キングの登場です。お出ましになったのはとある有名企業のビルの屋根です(笑)
もう少し近づいてみようとしたら、飛ばれてしまい、しばらくしてから原っぱに降りてきました。
地面に顔を突っ込んで、食事中です。グレー、白、ベージュ、茶、金、赤とカラフルな体毛を持つ鳥です。羽を広げると内側に一部分緑があるそうです。飛んでない時は見えません。
お。顔を上げた。なかなか雄々しい顔をしています。そして、特徴的なのは冠ですね。強めにかけたパーマみたいになっていて、とても特徴的です。それにしても人馴れしていて全然逃げないんです。。。心配になる。。。
みょーーーーーん!!と首を伸ばして麦の仲間の実を食べる。
そして悠々と車道をお散歩。。。まさにキングです。自動車に興味があり、近づいてました。バンパーをつついてご満悦でした(^_^;)時にはボンネットに飛び乗って休むこともあるようです。アクティブです。
一緒にいたバーダーさんから聞いたところによると、どうもバードパークから逃げた個体ではないかと。二羽逃げて、一羽はこの近くのゴルフ場に迷い込み、ゴルフボールが当たって死んでしまったそうです(ノД`)・゜・。残ったこの一羽はたくましく生き残っているとのこと。この近くに某有名飛行機製造会社のビルがあり、そこの守衛さんが毎日食パンを食べやすい大きさに切って食べさせてくれているそうで、決まった時間になるとちゃんと姿を見せるそうです。餌付けについては様々な意見があるかとは思いますが、私としては大分人馴れしているので、少しそういった部分もやむを得ないのかな、と思いました。野生に戻ることってあるのでしょうか?おそらくバードパーク育ちだと野生の勘はうすいのではないかと。
迫力ある見た目に、近くで撮らせてくれるセレターのキング。長生きしてほしいです。