幻のヒタキ_マミジロキビタキ Sep 2021

Yellow-rumped Flycatcher

日本では、石川県舳倉島をはじめとしたごく一部でしか観察例のないマミジロキビタキ。

シンガポールでは毎年、渡り鳥で確実にくるので観察&撮影のチャンスがあります。

眉毛の部分が白いのが名前の由来とのこと。確かに白い!!!個人的に良いと思うのは黄色と黒のはっきりとしたコントラストでしょうか。南国に映えます。ローカルのバーダーに聞いたところ、シンガポールには2週間程度滞在して更に南下(インドネシアなど)していくそうです。なので、週末バーダーの私たちには実はそんなにチャンスがないとも言えます。

ジュロンレイクガーデン内、ジャパニーズガーデンの入口あたりを飛び回ってました。

このヒタキはシンガポールでも人気で、10名位のバーダーが集まっていました。基本的には枝から枝へ飛び回っていてシャッターチャンスが多くはないのですが、枝にじっとしてくれる時間が時々ありました。撮り終わったらサッと移動して次の人に譲るので鳥にもストレスなくていいですね。シンガポール人バーダーさんのモラルが本当に高くて、いつも気持ち良く撮影できます。

ちなみに、日本のキビタキはシンガポールには滅多に現れず、昨年ボタニックガーデンに現れたときは100名以上のバーダーが集まり大混乱。恐れをなしたのか、すぐにいなくなってしまいました。。。

場所が変われば、人気の鳥も変わって面白いですね。

ちなみに去年はTuasというシンガポール南部の工業地帯で観察しました。ジュロンの方が近いし、野犬などもでなく安全でオススメですよ。あと1週間位は居る可能性があります。

以前のブログはコチラ↓