Oriental Dwarf Kingfisher, Bishan-Ang Mo Kio Park – Pond Gardens
先だって、アンモーキオパークのミツユビカワセミを紹介しました。とても人馴れした個体で、良い写真を撮らせてもらいました。翌日、朝8時頃小雨が降っているのでもしかしたら空いてるだろうと再訪問。しかし、やはり大人気のミツユビカワセミ。既に50人位並んでいました。今回もシステムがきちんとしていたので、待つのみです。公園の方は「今から1時間くらい前に飛んで行ったよ。」と情報提供までしてくれたのですが、ほとんどの人たちはそのまま待っていました。
30分ほどするとかなり雨が強まってきました。くじけそうになりましたが、それでもそうそうこんなチャンスはない!という気持ちから雨の中を待ち続けました。すると、私たちの観察順番になる直前、ミツユビカワセミが池に戻ってきたのです!!!ラッキーすぎる・・・!!!順番が来たとたん、下り坂をややダッシュで進むと、いました!!!震える手でシャッターを切りまくり。
近い。。。こんなに近くでいいの?というレベル。しかも、飛び込まない。
肉眼でもはっきり見えるほどの近さ。幸せです。こんなこと、今後ないかもしれません。(本来とても臆病で繊細な種です)
私たちの順番の時はでずっぱりで、しかも良いところに留まってくれたのでたくさん撮影することができました。今回はチャレンジしませんでしたが、何度もダイブしていて、それを撮っている人たちもいました。お腹いっぱいになるくらい撮影し、グループの人たちと幸せな気分で、公園を後にしました。
しかし午後になって、とんでもないニュースが。。こちらのカワセミ、しばらく池で餌を捕っていたそうです。ある時、エサ取りにダイブし、水中に入っても戻らず。。その時撮影していたバーダーさんたちが、ただならぬ状況に対して推測を始めたようです。結果、どうも池に居たライギョに食べられてしまったのではないか?とのこと。。。蓮の花がいっぱいのあの池にライギョがいたなんて。。。こんな劇的なことがあるでしょうか?
衝撃の日になりました。私たちにとって、裸眼でも長く観察できる個体は初めてで、親しみを持っていただけに・・・。これが自然ですね。
SNSではこのミツユビカワセミへの惜別投稿がたくさんあがりました。バーダー同士でも、Rest in Peaceと冥福を祈っています。私たちも同じ気持ちです。素敵な時間をありがとう。天国で自由に羽ばたいてね。