Black Redstart , Springwood Crescent
このところ枕詞のように書かせていただいてますが、シンガポールに『Rare Bird』がたくさん来ています!!!本当にワクワクする毎日で、仕事が手につきません!!!
さて、今回もレア中のレア、以前に紹介した↓Spotted Flycatcher と同じく、普通だったらまずシンガポールには来ない、ヨーロッパなどに生息しているクロジョウビタキこと Black Redstart です!!!
この野鳥もまた、どうしてこんな所に・・・?と首をかしげたくなるような、小さな水路の付近で撮られました。
おそらくですが、Bulbul たちの寝床があるらしく、かなりの数が飛んでいて、民家の屋根にはコウラウンが。他にも何種類かの野鳥を目撃しました。
他にも何人かのバーダーさんたちがいて、皆で水路付近をウロウロ探していました。20分ほどそうしていて、一部の人たちが帰ろうか、みたいな流れになり、私たちもそうするか・・・と思っていたところ、出ました!!!
ちょ・・・首をかしげちゃって可愛いんですけど?!後で思ったのですが、動きがジョウビタキに似ているんです。ジョウビタキもこうやって首をかしげることがありますよね。
バーダーさん情報によると、この個体はオスの幼鳥。なので、体毛がまだグレーっぽいんだそうです。成鳥になるともっと黒くなるそうです。それにしても幼鳥の身でヨーロッパ方面からはるばるシンガポールまでやってくるとは。。。よく道中安全に過ごせたね。。。偉すぎるよ。。。
面白かったのが、光の加減によって体毛の色が違って見えることです。グレーぽいような、茶色っぽいような・・・どちらにしてもとても綺麗です。顔もジョウビタキに似ています。
別な場所に停まっている時。こちらは薄茶色に見えますよね。面白い。
そしてこの個体、更に面白いのが、時間に正確だったんです(笑)昨日、初めて撮られて祭り状態になったのですが、最初に撮ったバーダーさんは「18時から19時の間に撮った」と詳しく教えてくれていました。なのでそれに合わせていったのですが、本当にその時間に来たのです。そして、5分ほどショータイムを披露し、飛んでいきました。なので、ねらい目は日没前の18時ごろと、朝に撮った方もいらっしゃるので朝イチ(多分8時前後)だと、来てくれる可能性大だと思います!!!
ところで、『クロジョウビタキ』なのに英名が「flycatcher」ではなく「redstart」なんですね。不思議です。なぜなのかご存じの方がいらっしゃったら教えていただきたいです。
場所はMRTのPasir Panjang駅から徒歩10分位。バンガローの住宅街を経て、水路沿い(距離にして100メートル位)です。水路の中間あたりで見つけました。