Indian Cuckoo , PRP&JLG
この時期のシンガポールはカッコウ祭り!カッコウがたくさん見られています。カッコウ類は日本に居た時はなかなか出会えなかったので、嬉しい悲鳴です。古城巡りで長野県をドライブしていた時にたまたまツツドリをみた位で、はっきり見たことはなかったと記憶しています。
ところが、シンガポールでは比較的簡単に見れます。鳴き声がややうるさいオニカッコウも含めると、日本ではジョウビタキと同じ位の頻度でしょうか。
ご紹介するのはIndian Cockooことセグロカッコウ(日本では旅鳥で舳倉島など一部に現れるそうです)パシリス公園でカンムリオオタカの幼鳥を見て癒されていると、遠くに2-3人のバーダーがいます。何か撮っているな~と思ったら、セグロカッコウが居ました!カッコウ類の見分け方は難しいですが、セグロカッコウは尾羽が太く先端に黒帯があるのが特徴。
ブレてるけどジュロンレイクガーデンにもいました。カッコウは托卵するので、野鳥撮影初期の頃はあまり好きではありませんでした。小さな親鳥が大きなカッコウのヒナに一生懸命エサをあげているのがなんとも切なくて・・・。カッコウとしたら、種を残すためにそうなったんでしょうけどね。
前に住んでいたコンドで、托卵先の巣から追い出されたヒナをみつけた際に カッコウもリスクと隣り合わせで必死に生きてるんだなと実感してから個性のある鳥として考えるようになり、今回見つけたのは嬉しくなりました。
ジュロンの方のセグロカッコウは、撮影が難しかったです。枝を横に歩いて行って、日陰の方に入ってしまうので撮影側のベストポジションを見つけるのに苦労し、そうこうしているうちに飛ばれてしまいました。
これも、手前に枝がなければ・・・と思うのですが、全身は撮れているので良しとします。目がキラキラして綺麗です。黄色のアイリングが日光に映えています。
バイブルによると、シンガポールで見ることができるカッコウは11種類。まだ半分くらいしか出会うことができていません。もう少しカッコウの生態を調べて、チャンスを狙いたいと思います。