Common Kestrel , Marina East Drive
猛禽類はシンガポールバーダー界でも人気です。日本でみられる種もいますし、こちらでしか見られない種もいます。
今回ご紹介するのは、Common Kestrelことチョウゲンボウ。日本では身近な猛禽で、東京だと稲城市の「上谷戸親水公園」で定期的に子育てしているので比較的簡単に見ることができます。大きな橋の下に巣を作っています。
そんなチョウゲンボウとは、世界中にいるハトとほぼ同じ大きさのハヤブサ。ホバリングして空中で停止している姿が愛らしいです。シンガポールは渡りのルートには入ってないようで、今回迷鳥として姿をみせてくれました。
Marina East Driveの政府施設建物近辺にやってきて落ち着き、近くに巣を作っているカラスと戦っています。カラスは集団で仕掛けてきますが、チョウゲンボウはたった一羽で迎え撃っています。写真のようにカラスより小さいサイズなのに、小回りと急降下で一歩も引かずに戦う姿はとても印象的。かっこいいです。
小競り合いを終え、一休みするチョウゲンボウ。休んでいても、大きな目で周囲を警戒するのは欠かしません。
クチバシ、爪とも小型ですね。主なエサは昆虫なので、進化を武器ではなく飛翔性能に振ったのかも。
かっこよくも愛らしい姿に、バーダーが50人以上集まっていました。気になる方はお早目に。鳥がでなくても海が近くて、気持ち良く散歩できますよ。
*グーグルマップだと地図が古いままで更新されてません。Marina east driveまで行くと、バーダーが集まっており 政府施設を海側から回り込むところに今回はいました。
停空飛しながら、カラスたちだけでなく人間(私)もぎろりと睨んで確認するチョウゲンボウ。このときのホバリング、空中で停止しているようでめちゃくちゃかっこよかったです!
海に豪華客船が停泊していました。どこまで行くんでしょう。