Mangrove Blue Flycatcher, Pasir Ris Park
先週末、シンガポールバーダー界に激震が走りました。Mangrove Blue Flycatcherが出たというのです。ガチ勢のバーダーでも撮影した経験のある人が限られた珍鳥です。これは撮りに行かなければなりません。すぐに向かいました。
このとき、パシリス公園とはだいぶ遠いところにいて、少し到着が遅れてしまい、ヒタキは飛び去った後でした。みんなで探すも、この日は出てきませんでした。
2回目、Flycatcher類は小さな虫が飛び回るようになる午前10時以降に出てくることが多い、という友人バーダーのアドバイスを基にその時間を狙って向かいました。しかし、この日は朝の7時半に出たとの事!OMG!翻弄されます。お昼過ぎまで待ちましたが、出ませんでした。
そして3回目。朝イチを狙いました。雨が降っていて暗く、なんとMiyakoが一番乗り。少し雨が止むのを待っていると、個人的にシンガポールバーダー界の巨匠とあがめているYさんが友人とやってきていました。慌てて2人の元に向かいます。すると、いました!!地面から1メートル位の枝に停まっていました。ただ、マングローブの奥の方にいて肉眼では捉えたのですが、暗すぎてシャッターが下りません。。。名前の通りです。光が足りない💦YさんにISOをいくつに設定しているか聞いたところ3200と言われました。Yさんのカメラとレンズは超高性能&高級モデルなので、私は6400で撮ることにしました。なんとかシャッターが下りたので夢中で撮りました。青とオレンジの対比がとても綺麗です。観察できて嬉しい!!
苦労しているMiyakoを見て気の毒に思ったのか、1分ほど目の前の枝に停まってくれました。近い!!少しの間なら撮っていいよ、と言わんばかり。ありがたく連写で撮らせてもらいました。この写真、トリミングはしてません。
時折地面に降りてエサを探したり、可愛い声で鳴いて飛んだり、私たちを翻弄して、飛び去って行きました。
8時以降から続々と人が集まり、最大で50人以上となりましたが、撮れたのは朝イチで一緒になった5人だけでした。なんか不思議な連帯感。。。嬉しかったです。願わくはもう少し光があると良かったのですが、贅沢な話ですね。機会があったらまた朝イチを狙いたいですが、いまは祭り状態なので少し時間を置こうと思います。