Amur Paradise Flycatcher, Satay bay the Bay
シンガポールは、乾季に入りました。ということは、渡り鳥が楽しめる時期は終わり、珍しい留鳥を探す時期になったということです。バーダー界隈は比較的まったりしています。
そんな中、本日の午前中に白いサンコウチョウがSatay by the Bayに出たとの一報が!!これは本当ならビッグニュースです。ただ、後続情報もなかったのでガセネタかな。。。と思いましたが、この時点でどうしても撮りたい野鳥もいなかったので、ゆっくり準備してから向かいました。
すると、実は朝目撃されていたのです!!オスのサンコウチョウです。体が真っ白で尾羽が長い綺麗な野鳥です。レア最上位です。
私たちが到着する10分前に撮影されていました。ということは近くにいるはず。探すも全然見つからない、人はどんどん増えて100名超に。。大軍団となり、あっちに行った、こっちに行ったと 本当か嘘かわからない状態でトレーニングみたいにダッシュの連続。。。こういうときはとにかく足で稼ぐしかありません。
そんな事を繰り返し、数時間後やっとチャンスが訪れました。
ブレブレですが、いた!!!笑 こんなに長くて白い尾羽を持ちながら、どうやって天敵の猛禽から身を守るのかと思っていましたが、謎が解けました。メスに比べて、警戒心が強く身を隠すのがとても上手いのです。枝の中にうまく体を潜り込ませるのです。100人で手分けして探しても、なかなか見つからないはずです。枝に停まるといっても、数秒だけ。あとは尾羽をひらひらして優雅に飛んで行ってしまいます。
こっちはピントは合ってますが、顔に葉っぱが。。漫画みたいです。目視では数回確認できましたが、写真を撮るとなると最高に難しい被写体でした。
このサンコウチョウはいわゆる「One day bird」ですので、明日には北に飛び去るんでしょう。身体が特徴的ですから、夜に移動するのかも。満足いく結果とまでは行きませんが、スーパーレアな野鳥をとりあえず撮ることができました。
英名を「Amur」としていますが、違うかもしれません。暫定です。
近縁種に「Blyth’s」もいますが、見分けている友人バーダーが居ませんでした。もし判明したときは追加で直しておきます。
ちなみにタイのケーンクラチャンでも撮ったことがあります↓