Azure-winged Magpie
シンガポールから重い機材を持ってきたのは、日本の夏鳥をいくつか撮れたらいいな、と思ってのことでした。Miyakoの実家はそういう意味ではザ・田舎なので、実家の庭に普段からいろんな野鳥がくるのです。母が植物好きで庭にはたくさんの植物や花が一年中あるため、寄ってくるようです。
とある朝からムシムシして暑い日、聞き覚えのある「ゲーゲー」という低めのガラガラ声がします。外に出てみると、ご近所さんの家のアンテナにオナガが停まっていました。この写真では一羽ですが、だいたい3羽でいることが多かったです。そういえばオナガって群れでいることが多い気がします。家族で行動しているのでしょう。仲良しです。
オナガの配色って綺麗ですよねえ。尾っぽが長いのも素敵だし、お腹部分は雪のように真っ白で、顔の上半分は真っ黒。背中側には水色が入っている。カラス科なのでカラスと近いわけですが、色だけ見たら近いとわかりませんね。まあ、声は似ていますが・・・(^_^;)
水色の部分がわかるショットも撮れました。日光に当たって綺麗です。あとで母に聞いたところ、よく見かけるそうなので実家が縄張り内に入っているのだと思います。数日の滞在で、だいたい1日に一回以上は出会いました。嬉しかったです。
お気に入りのショットがこれです。凛々しい顔つきです。光もちょうど良く、尾っぽの先まで写すことができました。今度はヒナを連れてきてほしいなー、とぜいたくな悩みを持ってしまいました(^o^)オナガは声が特徴的なので、声が聞こえたら探しやすいかと思います。