Japanese Pheasant
実家の様々な野鳥たち。今回最後のご紹介。それは、日本の国鳥キジです!!メスです。オスは見かけませんでした。(両親は5月頃につがいでいるところを何度も見かけている)キジは『桃太郎』にも出てくるくらい日本にはなじみ深い野鳥で、可愛そうではありますがお肉も食べられています。ことわざにもなるなど、日本人と共に生きてきたとも言えます。Miyakoも好きな野鳥の一種です。
なぜ好きなのか考えたのですが、つがいでいる時、オスは自分の妻を守ろうと必死でボディガードさながら守りながら歩き回っているのを見たことがあるからです。メスは自由気ままにエサを探して地面をつんつんしながら歩き、その周囲をオスはぎろりと周囲を見渡しながら寄り添って歩いていたんです。ものすごいレディファーストだな、と思って感動しました。もしかしたらキジのオスすべてがあのような感じではないのかもしれませんが、私の中ではあのキジ夫婦が記憶として強烈に残っています。
さて、実家近くの休耕畑に、キジのメスがいました。
全身見せてくれているのですが、顔!!顔にちょうど雑草がかかってしまいます。しかしこの時にすでに気づかれており、メスは明らかに逃げようとしています。
スタタタタ・・・と軽やかに距離を取るメス。必死にシャッターを切る。夏のため雑草の背が高く、苦戦。この写真はなんとか顔が写っている。このあと雑草の茂みの中に入ってしまい、ここまでか。。。と思っていたら
上半身だけ撮ることに成功!!よく見ると首の付け根の羽が何枚か寝ぐせのように外に飛び出しています。どうしたのでしょうか。雑草の茂みに入った時にめくれてしまったのか、それとも成鳥間近の幼鳥で、最後の生え変わりなのでしょうか。
調べてみると、非繁殖期は単独で行動するようなので、今回オスがいなかったのはそういうことなんですね。実家の裏庭を生息圏としているなんて嬉しいことです。元気に過ごして、可愛いヒナを見せてほしいものです。