Hoshinoya KAI Anjin
シンガポールでの現在の住まいにはシャワーブースのみで、浴槽がありません。日本人夫婦としては、たまに「湯船につかって足を伸ばしたい!!」と思う時もあります。そのため、コロナ禍でシンガポールから出られなかったときはステイケーションでホテルの浴槽に浸かったこともありました。やはり、体をお湯に浸すって良いです。
そのため今回の一時帰国では、温泉旅行をプランにいれていました。それともう一つは親孝行です。2年以上顔を合わせていなかった両親との思い出作りです。
せっかく行くなら以前から一度は泊まってみたかった『星のや』にしようという話になりました。そして、夏と言えば花火!花火が見えるところはないか?と探したところ『星のや 界 アンジン』がヒットしました。
最初に言っちゃいますが、良かったです!!
『界』のコンセプトは『地域の魅力を再発見 心地よい和にこだわった上質な小規模温泉旅館』とのことで、両親世代にもぴったりです。
また、『アンジン』とは『三浦按針』のことです。『英国人航海士・三浦按針ゆかりの地に建ち、大航海時代の船旅気分で過ごす休日。オーシャンビューの客室と海や船旅にまつわるアートを取り入れたモダンな温泉旅館です。』と公式HPにありました。オーシャンビューの客室から、花火が見えるというのです。素敵すぎます。
部屋に入るとすぐに目に入ったインテリア。航海士さんは星を読むのも大事でしたよね。
お部屋の一部です。海が見えるように窓側で一段低くなったところにソファとテーブル、玄関側に低床のベッドがあります。ふかふかで気持ち良かったです。このソファも大きさが絶妙で、いつまでもここに座って海を見ることができました。テーブルに置いてあったのは界オリジナルのクッキーでした。小腹が空いていたので頂きました。美味しかったので、チェックアウトの時にお土産としても購入しました。
部屋から見えた海。この日は房総半島まで見えました!!
素敵だと思った格子のパーテーション。こういうの、自宅にもほしいです。
楽しみにしていた食事。これが美味しかった。一品一品丁寧に作られているのはもちろん、日本食らしく目でも楽しめるし、器もどれも素敵。いうことなしです。ここにはありませんがブイヤベースと白ご飯も美味しかった。。。
こちらは朝ごはん。焼き魚は伊東で捕れたキンメダイ。これも身が厚くて、噛むとふわっと塩味が広がって、美味しいの一言。書いていたらまた食べたくなりました。
ところで、このデッキで夕方までホテルオリジナルかき氷をいただきました。『界 アンジン』は紅茶かき氷でした。界それぞれで味が異なるそうです。このデッキで花火を見ようかとも思ったのですが、明らかに混雑しそうなので止めました。花火の時だけ屋上も解放してくださったらしいです。
ミルクティ味とレモンティ味一つずつお願いしました。器が素敵。氷も柔らかくて食べやすかったです。シロップも濃い紅茶の味って感じでした。ごちそうさまでした。このほか大浴場近くにはいつでも食べられるアイスキャンディと飲み物が二種類ありました。
おいてあったのはリンゴ酢とぐり茶でした。これも美味しいんです。特にお風呂上がり。身体にしみわたりました。
さて、目的の花火です。部屋から見ました。もうバッチリ見えました。音も迫力があったし、目線が高くなるので花火がより綺麗に見えました。虫にも刺されませんし、室内から見るの、お勧めです。写真はスマホだとうまく撮れなかったのだけが残念です(T_T)
『界 アンジン』は一泊一名16000円から泊まれます。今回はハイシーズンだったため一人50000円ほど。しかし、それだけの価値はあったと思います。界のファンになりました。他の界にも泊まってみたいです。九州の界、良さげです。