PAINTING DRAMATIC MOMENTS
シンガポールで、野鳥の絵を描いている方「Thong Chow Ngian(チョン チョウ ニアン)」さんが展覧会を開いているとの事で、行ってきました。(※展覧会は2022年8月29日で終了しています)
実は、以前に野鳥の絵を買いたいと思って少し調べていたのですが、その時はチョンさんにたどり着くことはできませんでした。
しかし、その代わりといっては何ですがシンガポール内でインスピレーションを得て絵を描いている『EM+CO』さんにたどり着き、原画を買わせていただきました。
これです↓
作者によると、この絵は彼女が好きな鳥ナンヨウショウビンとサイチョウ、ブキティマの森やジュロンバードパークからヒントを得ているそうです。シンガポールを一枚の絵から存分に楽しめて、本当に気に入っています。そのほかにも作品があるのでチェックしてみて下さい。
『EM+CO』
さて、話を戻します。チョンさんの方はもう少し写実的で、実際に彼が撮った写真から絵を描くので中心は実際にいる野鳥です。例えば
これは『Chestnut-winged Cuckoo(カンムリカッコウ)』です。実物とそっくりですし、私たちも撮影したことがありますが本当にこんな感じで停まっているんですよね。
個人的に欲しかったのがこの『Asian Paradise Flycatcher(サンコウチョウ)』です。この野鳥が飛来すると、いつも祭りになります。案外この白サンコウチョウを描いた絵ってないんですよね。心奪われましたが「SOLD」でした。というかほとんどの絵が売れていました。一大勢力シンガポーリアンバーダーのどなたかが購入したのでしょう。
この『Black-winged Kite(シロガシラトビ)』の餌渡しシーンの描写。。。これは既視感。。。場所もTuasですし、この親子、同じ時期に撮影しています。描かれた絵と同じ野鳥を撮影しているなんてそうそうないことですよね。
展覧会自体は毎年開催という訳ではなく、ある程度作品がまとまったら開いているようです。なので次回がいつになるのかはわかりませんが、次回は早めに行きたいと思いました。早めならほしい絵があった時に買いやすいでしょうから。ご本人もいらしており、挨拶をしましたが、柔和な感じの素敵な男性でした。
場所はドビーゴート駅側の『VISUAL ARTS CENTRE』というところでした。
駅側なので行きやすかったです。
チョンさんのプロフィール↓
中の様子。開放的な空間に、野鳥の絵画があるシンプルな構成。かえって絵画に集中できてよかったです。