Sunda Scops Owl, Pasir Ris Park
シンガポールでは、比較的簡単に複数のフクロウ類が観察できます。日本ではほとんどフクロウ類を観察できたことがなかったので、それほど興味がわかなかったのですが、今は大好きな部類です。なんといっても表情が豊かで面白可愛いんです。
パシリス公園では、主に3種類のフクロウが観察できるのですが、その中でもローカルの皆さんにも親しまれているオオコノハズクの夫婦に子供が生まれ、無事巣立ちました。今だけの可愛い姿、撮ってきました。
ローカルバーダーの友人で、フクロウ類を特に好むTさんから聞いたところによると、このフクロウに関しては朝に撮った方が綺麗に撮れるということで、久しぶりに早起きして向かいました。夜明けが7時過ぎなので、それより少し遅い時間に着くようにしました。夜明け直後だと光の量が足りなくて、腕も追いつかなくて綺麗に撮れないからです。
すでに何人かカメラを向けており、探したところ、ずいぶん高いところの枝に停まって寝ていました。すぐ近くの枝にはママフクロウもいました。
↑の写真は11時前位の、光がバッチリな頃に撮ったものです。黒い大きな目でしっかりこっちを見ています。9時過ぎくらいから起きて羽繕いをしたり、ママに甘えたりと活発になってきました。
ちょうど羽が生え代わりのようで、羽繕いをするたびに羽がひらひら落ちていました。それにしてもカワイイ。。。場所がもう少し良いところを選べば、全身を撮れたかもしれないのですが、大人気で人がひっきりなしに来ていたので譲り合って撮った結果がコチラになります。まあまあ良い写真が撮れたかな。
ここのオオコノハズク夫婦は、少なくとも3年前にはつがいでいたので、この場所を定住地としながら子育てもチャレンジし続けているようです。素晴らしいことですね。決して静かな場所ではないのですが、何かお気に入りとなるポイントがあるのでしょうね。そういえば今回はパパフクロウはいませんでした。子育ての時期が終わったら(巣立ったら)別々に暮らすのでしょうか?それとも夜になったら帰ってくるのでしょうか。夜にこの場所を訪れたことはないのですが、ちょっと探してみたいですね。
ちなみに朝イチの寝姿はこんな感じ。遠かったなあ。。。あの日最初に見つけた人、凄すぎです。
最後にもう一枚。寝起き直後。こちらの様子を片目で伺っているところ。爪はすでにかなり鋭く成長していることがわかります。
シンガポールはフクロウの餌となる小動物が豊富なので、きっとすくすく成長することと思います。またしばらくしたら見に行ってみようと思います(*^^*)