Black-thighed Falconet, Fraser’s hill
スズメの大きさのハヤブサ。。。文字面だけで興味深々です。モズより小さいのに、猛禽。どんな進化を経たのか興味が尽きません。シンガポールでも、昨年目撃情報があり慌てて撮りに行きましたが、出てきてくれませんでした。この時もものすごい人出で、人気の高さがうかがわれました。
さて、そんなモモグロヒメハヤブサをフレイザーズヒルで遂に見つけました!!やはり猛禽なだけあり、高い木のてっぺんで羽を休めていました。距離があったので最初は「もしかして・・・?」位だったのですが、試しに撮って確認したところ、モモグロヒメハヤブサでした。感動。。。
下↓は、オウチュウとモモグロヒメハヤブサが威嚇しあっている写真です。左下のハヤブサの小ささが伝わるでしょうか。この枯れ木のてっぺんが野鳥たちに人気らしく、場所取り合戦が激しく展開していました。
距離は100-200m離れており、600mm ⁺1.4テレコンでこれが限界でした。処理すると画像が劣化してしまいますが、可愛さと凛とした感じが伝わると嬉しいです。
遠いながらも目が良いのか、すぐに私たちに気づいてこちらを見ています。嫌がって一度飛んでは別の場所に停まり、またこの木の上に戻ってくるのを繰り返していました。
飛び立とうとする瞬間。巣穴がありますね。自分たちで巣穴を掘るよりは、キツツキなどが使っていたのを拝借することが多いのだとか。キツツキの方が体が大きいから、モモグロヒメハヤブサがリサイクル利用するとき、使いやすいでしょうね。飛ぶ姿は、さすが猛禽という感じでスピード感があり、かっこよかったです。少しチョウゲンボウに飛び方が似ていました。次回は、もっと近くで飛んでいる姿も撮影したい!
おそらくこの木の周辺に2羽いたように思うのですが、他の野鳥が居たり、距離が遠かったりで2羽の判別が難しいです。果たしてつがいなのか、親子なのか、きょうだいなのか。。。そういう意味でも、もう少し近くで撮ってみたいです。