Tiger Shrike
今は開発のためなくなってしまった空き地。シンガポールで探鳥を始めた頃、親しくなったローカルバーダーさんに教えてもらった場所です。この時、皆がそれこそ血眼になって探していたのが、チゴモズでした。誰かが「Tiger!」と声をあげると、みんなで移動、撮影。近くに飛ぶと、また移動、撮影。その場にいるバーダーみんなの注目を集めるチゴモズでした。
そんなチゴモズに大分接近して撮影することができました。
近い。。。綺麗でしょ?「Tiger」の由来であるトラの模様は、この個体ではわき腹に残っていますね。お腹の真ん中は真っ白でこれまた綺麗です。茂みの中に居たので、最初に見つけた方に「グッジョブ!」と言いたくなりました。
横を向いてくれました。こうするとくちばしがしっかりしていて、上と下が交差していることが良くわかります。猛禽類ですから、しっかり獲物を捕まえるためですね。
もう少しだけ近づきました。黒目が可愛いです。それにしても、逃げません。疲れてしまったのでしょうか。。。
よく見ると、くちばしがまだ黒になり切っていないので幼鳥かな?と思います。そういえばチゴモズの成鳥オスはシンガポールで見たことがあまりないような気がします。
この個体、結局10分位同じ場所に居て、その後近くの高い木へ飛んでいきました。あまり移動しなかったことを考えると、縄張りのようです。久しぶりにチゴモズをしっかり見れて嬉しかったです。