Chestnut-bellied Malkoha, Bekok
ベコック探鳥で嬉しかったのは、思いがけずチャバラクロバンケンモドキに出会ったことです。お目当ての公園が閉園で空いて居なく、どうしようかと思っていました。せっかくなので入り口付近で野鳥を探していると、とある木にバンケンモドキが居るのを発見、慌ててレンズを向けました。
シンガポールでは、去年に数回目撃され、撮影もされていましたが、なかなかレアな野鳥です。それに、とてもシャイなので開けた場所に姿を見せることはあまりありません。ただ、この時は私たちだけだったので、バンケンモドキの動きに合わせて私たちも位置を変えることができたので、まあまあ良い写真が撮れました。
バンケンモドキはカッコウ科ですが、托卵はしないそうです。面白い習性ですよね。羽が長いし体も大きめなので体長が40センチを超えます。なのに、意外と目立たないんですよねえ。。。
特徴は目の周りの大きな赤い縁取りと、なんともいえないメタリックな青味がかった灰色の毛ですね。素敵です。クチバシも象牙みたいな白で、お洒落です。珍しく逃げないで枝から枝へ飛び移っていました。
この写真でよくわかるのですが、気持ち尾羽が短いような気もするので、もしかしたら幼鳥かもしれません。気づいたら飛び去ってしまい、その後現れることはありませんでした。また近いうちに会いたいなあ。