RATHA YATRA
シンガポールでは、インド系の住民が住んでいることから、ヒンズー教のお祭りが行われています。こちらに来て初めて知るお祭りばかりで、何事も経験だ!とチェックしていますが(例えばタイプーサム!奇祭ですね)今回はラタヤートラという三台の山車が主役のお祭りへ潜入しました~!!
ラタヤートラとは
年に一度行われるインド最大のお祭りで、お祭りでは、主チャイタンニャ・マハープラブが住んでいたジャガンナータ・プリーという町で大切にされてきた、クリシュナ御自身とも言われる主ジャガンナータの神像を、豪華な山車に乗せて練り歩く。
知らなかったのですが、日本でも行われているんですね。東京や川崎でやったことがあるようです。
場所はトアパヨにあるスポーツスタジアムです。入り口に味のあるオブジェが(笑)これはヒンズーの神様かな?
入場には事前予約が必要(無料)で、結構並びます。シンガポールは他民族国家ですが、インド系は2割と少数です。しかし、この日はヒンズーのお祭りだから周りはインド系ばかり。参加者の99%インド系で、シンガポールとは思えない雰囲気でした。インド系の住民をこんなに一度に見ることはなかなかありません。
スタジアムには3台の山車。衝撃だったのは、僧侶の外見がどうみても欧米人だったこと。カースト上位は肌の色が白くて、同じインド人でも肌の色でカースト種類がわかるとは聞いた事がありましたが、目の当たりにして衝撃でした。宗教の世界でもそうなんでしょうか。うーん。。。山車から果物やお菓子を参列者に投げてるのが印象的、日本の節分みたいでした。マンゴーなどのフルーツ(お供え物?)も投げられていました。祭壇にいらっしゃるのが今回の主役ジャガンナート神。丸い顔の部分が見えます。
お祭りなので、一角にはバザー会場が!
中は雑貨を中心に、アロマグッズ、子供服、神様の絵など。このジャガンナート神の絵は、不思議な魅力があり購入も考えました。リビングに置くのは難しいかなと思い断念しちゃったけど。。。
祭壇にいる僧侶に、別のブースで購入したお供え物が入った紙袋を渡し、祈りとお供え物を入れてもらって返してもらってました。日本で神社で祈祷していただき、お札などをいただくのに似ているかな。
この山車は人力で動かすことができ、スタジアムのトラックを周回していました。本場だと数キロ移動するそうですね。これも印象的なお祭りでした。現地に住んでいるからこその体験は良いものです。