Siberian Stonechat
野鳥の聖地根室ですが、今回旅行して感じた最高エリアが、春国岱(しゅんくにたい)です。訪れたのは8月の平日とピークは過ぎていましたが、オジロワシ、タンチョウなど様々な野鳥が数多く姿を現してくれました。もう少し粘ったらもっとたくさん観察できたかもしれません。
春国岱は湿地で、根室湾に接しています。『ラムサール条約登録湿地 風蓮湖・春国岱オオハクチョウが飛来する、風蓮湖。湖水面積57.5キロ平方メートル、周囲96km、根室市と別海町をまたぐ汽水湖(淡水と海水が混ざった塩分の低い水をたたえる湖で、砂洲によって海と隔てられた潟であることが多い)です。』(根室市観光協会より)見晴らしがとてもよく、木道も整備されていて歩くだけでも気持ちの良い場所でした。
前日までは、ヒグマが2頭目撃されたとの事で通行止めでした。それがちょうど、訪れようと思っていた前日に警報解除になり行くことができました。嬉しかったです。
駐車場も完備されており、車を停めて歩きます。整備された木道を進み、キタキツネの道でさっそくノビタキに遭遇。10年程前に聖蹟桜ヶ丘周辺で行われた探鳥会以来のノビタキに遭遇!いや~嬉しい。
この個体はお気に入りの枯れ木があって、飛んだとしてもそこに何度か戻ってきました。なので、何度も撮影チャンスがありました。黒い頭と顔、白いお腹に上部が茶色、尾っぽは黒。見事な色合いです。
春国岱近くの車道沿いでも、ノビタキメスと幼鳥が!二車線道路なので、車を端っこぎりぎりに寄せて車からそーっと降りて近づきました。何とか逃げられずに済みました。場合によっては車から降りないで撮影した方が良いこともあるのですが、車内だと取り回しがきかないこともあるので、私は降りる派です。春国岱は今回の旅で一番野鳥が多くエキサイティングでした!
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