野生がいた!希少種マクジャク Jan 2024

Green Peafowl

ベトナムで観察できる地域固有種は2種います。Green Peafowl(マクジャク),Orange necked Partridge (サイゴンミヤマテッケイ)で、どちらもカッティエンにいます。

カッティエンといえば、やはりヤイロチョウ、そしてカザリショウビンです。しかし、ハイドでずっと観察するスタイルは私たちには少々性にあわず。。。1日あたり最大2時間位しか楽しめないのです。せっかく海外探鳥するなら、足で稼いで野外で探す方が楽しいんですよね。

さて、今回は野生のクジャクであるマクジャク。やたらと警戒心が強くて、(大きな羽があるから仕方ない)中型トラックの荷台から遠くにいる本種を探しました。

正直クジャクにはあまり興味がなかったのですが、日本の動物園にいるインドクジャクとは異なりました。首元が緑色のうろこ状(インドは青一色)なのと、サイズがはるかに大きく雄大です。一目で魅了されました。

こちらはオス↓なんでもない草原にいたわけですが、目立つ(^_^;)羽もすごいけどモヒカンもなかなかだし、顔も派手顔です。このモヒカン、かっこいいのに開かないんですって(^_^;)50m位離れていましたが、マクジャクはすぐに気づいて茂みに入ってしまいます。

尻尾もいれると最長240センチにもなります。身体を回転させるのも大変そうです。なかなか横向きのを撮れませんでしたが、この下の写真で体長がわかっていただけるかと。

こちらはメス↓。オスの、ギンギラの羽が無く、この写真だとわかりづらいですが尾っぽが明るい緑色です。オスから数十メートル離れて、4羽位で固まって移動していました。夕方だとほかの野鳥と同じく就寝前の腹ごしらえをするため比較的目に留まりやすい草原に出てくるようです。

目を引く姿をしているので、このマクジャクも例にもれず乱獲されて数を減らしているそうです。カッティエンは国立公園なので少しは安心かな。今回合計10羽以上見かけました。元気に生活できますように。

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