Knobbed Hornbill
まだまだスラウェシ固有種の紹介が続きます。
Knobbed Hornbillことアカコブサイチョウ。今回の旅行中に見たサイチョウはこの1種だけでしたが、こちらも固有種で、Lifer。2回見る事ができましたが、絶滅危惧種だそうなので、貴重ですね。サイチョウのこの立派なクチバシやカスク(クチバシの上についている角のようなもの)が密猟の対象になっているそうです。
木の洞に巣をつくるそうで、ちょうど顔の裏にある黒い部分が巣です。巣に戻ってきたところにたまたま出くわしました。アニメにでも出てきそうなカラフルな容姿。大きな目。立派すぎるクチバシとカスク。喉元にも水色の突起物。カラフルで綺麗です。
サイチョウ類を見ると、鳥の祖先は恐竜というのが納得できちゃいます。この種は特に大きくて、大木のかなり上の方にいましたが全長一メートルを超えるので見逃すことはありませんでした。
距離は遠かったけど撮れて嬉しかったです。巣の中に卵があるのか、それとも雛がいるのか、はたまたこれからのための巣作り中なのか、サイチョウの動きだけではわかりませんでしたが、お気に入りの洞であることは間違いなさそうでした。