Leopard
今回の旅行の目的は何回か書いていますが、シンハラジャでの探鳥が一番の目的。それと並んでプライオリティが高かったのがYala National Parkでの野生ヒョウの観察です。
人生で、今まで野生のヒョウは見たことがなかったので、今回ぜひ見たいと思っていました。シンハラジャから車で4時間ほどかけてヤーラへ移動し、2泊しました。というのも、事前のレビューだとトライしている人は多いのですが見れたという人が意外と少なく、体感で2割以下だったため1泊ではキツいかな~と考えたためです。
結果としては、初回の半日ツアーでみれました!!!!ヒョウは、寝てたんですけどwでも、肉眼でばっちり見ましたよ!!!
ガイドさんによれば、とにかくヒョウをみたければまじめでやる気のあるドライバーをみつける事が大切との事です。
これには理由があります。背景として、
①Yala 地区はヒョウ特需で、農民が田畑を耕すのをやめてヒョウ探索ドライバーになった方たちが多い。そのため素人に毛が生えた程度の人もいる
②つまり、運転するだけでヒョウを探す知識も意欲も無いドライバーが大半、との事でした。
たしかに、宿泊ホテル手配でツアーに申し込み、ヒョウ探索に出向いた方は見れなかったことが多そうでした。
ヤーラ国立公園は、ジープでないと中に入れないので、行きたかったらジープツアーを申し込むことになります。公園内は舗装されていないボコボコ道を進むので、なるほどジープでないときついです。ものすごく揺れるので酔いやすい人は酔い止めを飲んでおくと安心です。それと時間がたつにつれ砂埃がひどくなるのでサングラスやマスク、またはショールなどがあるとよいです。マスクは暑くて蒸れるので、私はハンカチで口を時々覆いました。これだけでも結構違いましたよ。
私たちはホテル手配でなく「このドライバーさんなら90%ヒョウを見ることができる」←少し盛っている気がしましたが(;^ω^)、というドライバーさんに依頼することができたので、ラッキーだったしたったの半日で見ることができました。

大きな岩の上で気持ちよさそうに寝ているヒョウ。距離は結構ありましたが肉眼でも判別できました。時間は10時過ぎくらいでした。ツアー自体は0500ホテル出発、ヤーラ国立公園は0600開門です。その前にチケットを購入し、ほかのジープより先に並べるようにするという感じ。
私たちの担当、凄腕ドライバーさんは顔がものすごく広く、ほかのジープの運転手さんに気軽に話しかけては情報を得ていたし、茂みに隠れるようにしながら寝ているヒョウを見つけていました。結局このヒョウは起きてこなかったので他の場所へ移動し、その途中でドライバーさんに情報が入り、いたのが↑のヒョウでした。
この流れから、ヒョウを見るにはドライバーさんがいかにネットワークを持っているかが見れるかどうかの大きな違いになると思いました。この日、ジープは100台はいたと思いますが、このヒョウを見ることができたのは10台くらいだったかと。

ドライバーさんは、午後のツアーも参加すれば目が開いているヒョウを撮影できるよ!と熱心に誘ってくれたのですが私たちは寝ているとしても野生のヒョウを見ることができて十分満足したので追加はしませんでした。
ちなみに、朝が早いですがホテルに頼んでおいたので簡単な朝食を持たせてくれました。(サンドイッチや水、ヨーグルトなど)おそらくこれはどのツアーでも用意してくださると思います。食べている人たちを見かけました。

ここにいるスリランカヒョウは絶滅危惧種なんだそうです。広すぎるくらいのヤーラ国立公園でも餌が足りなかったり、毎日ジープが何台も近くを通ったりするような状況だとストレスがかかるのかもしれません。
私たちが訪れた1月下旬では、ヒョウは親子で目撃されていたそうです。私たちが見たのはおそらく大人のヒョウでしたが、近くには子供もいたのかもしれません。それは見たかったかも。
凄腕ドライバーさんのおかげで大満足のツアーとなりました。