Forest Wagtail, Yishun HDB
イワミセキレイこと、Forest Wagtail。日本は渡りのルート上にはないため、観察事例がほとんどない日本ではレアな野鳥です。イワミセキレイは英名のとおり、ハクセキレイ等と異なり、平地ではなく森林など薄暗いところで生息していて観察が難しいという特徴があります。
その点、シンガポールは渡りのルート上にあるので、観察できます。ただ・・・こちらでもレアはレアなようで、「Liferだよ」というシンガポリアンが多いです。
今回、ちょっと珍しい場所で見られているということで、行ってきました。観察場所ですが、Yishun Ave11のBlk153HDB付近のヤシの木です。なんでここなのって感じですね(笑)
タクシーで上記Blk153最寄りのカーパークで降りて、HDB内のエレベーターで5階から目の前のヤシの木を狙います。時間がポイントで18時半以降です。此処がねぐらでキセキレイと共有してます。
この18時半以降というのがポイントで、観察できる可能性はとても高いですがライトは弱く綺麗な撮影は難しいのにご留意ください。
シンガポールはピーカンばかりで高感度カメラなど不要でしたが、初めて必要性を意識しました😿
比率はキセキレイ対イワミセキレイで20:1位。イワミセキレイは数は多くないです。ご一緒したインド系バーダー夫婦の奥さんがとても目が良い方で、「あそこにいる!」と教えてくれて大変助かりました。
我々にとってもLifer!胸の縞模様が特徴でカワイイです!!!
キセキレイとねぐらを巡って睨み合い。
「あっち行きなさいよ!」と、イワミセキレイはねぐらを確保しました。よかったよかった。撮影できる時間は15分位、どんどん暗くなってきます。
9月から4月は、多少場所を変更しつづけながらシンガポールで越冬します。無事に越冬して、飛島や舳倉島で姿を現してくれるのをお祈りします!!!
こないだのマミジロビタキみたいに、白い眉毛の模様がありますね。