日本語HPで史上初の紹介?!(ミツリンヒタキ)Oct 2021

Brown Chested Jungle Flycatcher, Jurong

今日、レアな野鳥を撮ることに成功!!!嬉しいです!!!ご紹介するのは 和名;ムナオビミツリンヒタキです。みなさんも聞き覚えないと思います。実際にネット検索かけると、山階鳥類研究所にて日本・台湾の共同調査で名前の記載があるだけで生態等に関する情報はありません!(2021年10月2日現在)

そのため、この情報が日本語での同ヒタキに関する生態、観察の初情報となります!!!

Jungleの名前があるとおり、薄暗い藪を好むので姿を観察するのがとても困難です。中国で繁殖し、シンガポールには渡り鳥として10月頃に現れます。

渡ってきて、およそ2週間だけ姿は見れますが、期間限定のレアな鳥であり、バーダーは超沸いています!!!私たちももちろんLifer!

似た鳥としてAsian Brown Flycatcher ;コサメビタキがいます。体色は同じブラウンですが、目の回りが少しだけ違います。コサメビタキが白色に対して、ミツリンヒタキは黄色です。さらに、藪を好むのがこのBrown Chested Jungle Flycatcherです!まとめると、目の周り以外はさほど違いがありません、見た目はそっくりです。

光が足りない。。。今日はシンガポールにしては珍しく曇りがちで、さらに藪の中に停まるため、暗めの写真に・・・ α7RⅢは高画素機である分、高感度がヨワヨワ。

こちらはまあまあかな。ヒタキ類は本当に顔が可愛い。サッと飛んできて、枝に少し停まってまたサッと飛んでいく、を繰り返していました。明日もし晴れているならばリベンジしようかな。。。可愛い姿をもう一度見たい。

追記:バーダーの知り合いから、ミツリンヒタキは11種いて渡りをするのはこの1種のみとの事。観察は難しいですが、シンガポールは観察しやすい数少ない国との事です。下記は紹介してもらった論文です。

https://static1.squarespace.com/static/5c1a9e03f407b482a158da87/t/5d39d6bfc976fd00016f5c58/1564071616174/Brown-chested-Flycatcher.pdf