タマシギ、新年初撮り!!三度目の正直でやっと・・・Jan 2022

Greater Painted-snipe, Marina East Drive

私たちは、あまり水鳥には手を出していません。もちろん撮るには撮るのですが、今の所珍しい水鳥が出たときにだけ撮りに行っています。野鳥範囲が広すぎて手に負えなそうなのと、今後の楽しみにとっておこうかな、という感じなんです。しかし、タマシギは別です。『ダーウィンが来た!』を以前みて、一婦多夫・オスが子育てする、など特徴があるので是非観察したい水鳥のトップクラスでした。

毎年、雨季になるとシンガポールで観察情報がでるものの、警戒心がとても強いので、空振りばかりでした。。。夜行性で、昼間はあまり動かないというのも難易度を上げていました。

去年の12月下旬に、Marina East Driveで子育て中!との情報を得て、何度も向かうも、他のバーダーさん共々空振り続き。。。気配すらつかめませんでした。そのうち、居るといわれていた場所の草が刈られ、地面があらわになってしまい、もうこのあたりから移動したのではないかな?と思っていました。子育てしているとなると、普段よりもさらに警戒心が強くなるでしょうからね・・・

しかし、やっと私たちにもタマシギは撮影を許してくれました。2時間待ち、遠かったもののやっと出会えました!!!!以前居るといわれていた場所から少し離れたところで子育て継続中でした。

オスです。のちほど載せますが、メスに比べて色が地味なのが特徴!ヒナを3羽連れていました。先月は7羽見られていたので、4羽は残念なことになったようです。。。

お父さんの後をついていくヒナ。まだ目が小さいようです。大人のタマシギの目、大きいですよね。。。これなら360°目が効いて、危険をすぐに察知できそうです。この親子、確かに警戒心が強くて、特にお父さんは何度も立ち止まっては首を伸ばして、あたりを伺いながら少しずつ進んでいました。

ちなみにメスがこちら。子育てはせずにヒナと行動も共にはしませんが、近くの藪に潜んでいました。顔周りが茶色(栗色)で、目の白い模様も濃いです。隈取みたいです。このメスも微動だにしなく、バーダーさんに教えてもらわなければ絶対に見つけられませんでした。

ちなみにトリミング前がこれです。メスがこの写真の中に居ますよ。

青丸の茂みの中にいるんですよ(笑) バーダー泣かせ(T_T)最初、全然わからなかったです。。距離も30メートル位離れています。双眼鏡だと厳しいかな・・・一度目を離すとわからなくなりました。

タマシギは子育てのターンが短く、一年に何度も子育てするらしいので、またチャンスを見つけて撮ってみたいです。オスとメスが一緒に居るところを撮ってみたいですね。