Baillon’s Crake
昨日、やっと出会えたタマシギのブログをアップしましたが、そのほかにも何種類か珍しい野鳥と出会いました。マリーナイーストドライブは、海に近いからか野鳥たちが過ごしやすい場所になっていたり、渡りの途中で寄りやすい場所になっていたりするのでしょうか。
今回紹介するヒメクイナですが、私たちは初見でした。渡り鳥で、黒海沿岸部からロシア南東部にかけての地域で繁殖し、冬季になるとインド、中国、フィリピン、マレーシアへ南下し、越冬する種だそうです。マレーシアに留まらずにシンガポールまで来てくれたんですね。
一緒にタマシギを探していたローカルバーダーさんが、小さな声で話しかけてきたので何だろうと思っていると、タマシギ同様にミモザが生い茂る茂みの下の方を指さして、「There! Can see?」と問いかけてきました。そこでよーーーーーく目を凝らしてみてみると、何かが居る事だけはわかりました。カメラを向けて、撮影してみます。
野鳥だ!後でわかったのですが、ヒメクイナでした。この野鳥もおどろくほどShyで、この場所から全然動きません💦多分、こちらの気配を感じて警戒していたんだと思います。
向きを変えてくれました。目がくりくりしていて可愛いです。足の指が非常に長いのが特徴ですね。羽は銅色というのか、なかなか見ない色をしていました。
お分かりかと思いますが、ヒメクイナの足元、少し盛り上がった土になっていますが、3枚とも同じです(;^_^Aつまり、ほとんど動かないんです。撮影できるのも限定された場所ということで、先述したローカルバーダーさんはこそっと教えてくれたのでした。感謝。
数時間して、やっと少し動いて茂みから一瞬出てきたのがこの写真。このあとすぐまた茂みに引っ込んでいきました。「Very shy」「Silent」と野鳥バイブル本にありましたが、その通りでした。今迄に撮られた写真を見てみたのですが、だいたいこんな感じの水があって、茂みがあるところで撮られていました。この野鳥を撮るには、偶然の出会いに期待することが大きそうです。今回はそういう意味ではラッキーでした。