Oriental Honey Buzzard , JLG
バイブルには『Crested Honey Buzzard』とありますが、バーダーたちの間ではOHBと略しているので『Oriental Honey Buzzard』とします。同じ種を指すようです。
OHBことハチクマ、シンガポールでも比較的見つけやすい猛禽です。蜂の幼虫やさなぎを主食としている面白い生態を持った猛禽です。知り合いの猛禽好きバーダーが、ハチクマを観察中に首を蜂に刺されて腫れあがっていました。
こちらもエメラルドカッコウの待ち時間中に出てくれました!
ハチクマって、エサが蜂のせいもあるんでしょうけど顔の形状が独特です。頭が小さめなのは、蜂の巣に頭を突っ込むこともあるからでしょうか?巣を攻撃して幼虫やさなぎを食べるのですが、刺されても大丈夫なんですって。しかも、どうして大丈夫なのかは解明されていないそうです。他の野鳥と同じく、羽の下は柔らかいんでしょうし、毒や針に耐性があるんでしょうか。不思議です。
ほかの猛禽類よりも足が長め、との記述を見かけましたが、これではわかりません(^_^;)
8羽ほどが悠々と飛んでいました。家族かな?日本では「準絶滅危惧種」に指定されているとの事ですから、一気にこんなに何羽も見ることができたのはラッキーだったかも。もしかしたら日本で子育てをしたファミリーが越冬のためにシンガポールにやってきたかもしれないと考えるとロマンを感じます。