TANAMERA COFFEE INDONESIA
インドネシアとコーヒー。今まではあまり結びつかなかったのですが、インドネシアは世界4位のコーヒー豆生産国だそうです。知りませんでした。
インドネシアの印象は、単館映画でみた『アクト・オブ・キリング』の衝撃が忘れられません。(この映画は必見です。全く楽しめる類のものではありません。1965年から翌年にかけてインドネシアで起きた「共産主義者」の大規模な虐殺を実際に行ったものが、顔も隠さずに出演していました。既に無罪となっているそうです。65年のクーデタ未遂事件ののち、事態の収拾にあたったスハルトらの命により殺害された者の数は、100万とも200万ともいわれるのですが、真相は明らかになっていません。今のインドネシアにも通じる政治腐敗、人間の最も邪悪な部分が目前に迫ってきます。)バリ島では公然とぼったくられそうになりました。そのため、インドネシアに対して良いイメージが持てずにいました。
しかし、インドネシア発でお洒落なカフェが海外展開しているのが意外で嬉しい発見です。
ラッフルズプレイスの一角にあるお店は、木目調でなかなかお洒落。赤と黒が基調になっておりお洒落な感じ。毎回スタバ、コーヒービーンズでは飽きちゃいますしね。もちろん、この二店舗は比較的いろんな場所にあるので頻繁にお世話になってはいるのですが、たまには趣向を変えたいときもあります。そんな時、タナメラコーヒーは選択肢の上位に入ってきますね。
店内は照明もやや暗めで、大人な感じです。週末の午前中は人が少なく、ゆっくり滞在できます。右側の一角でコーヒーの販売と、ショップオリジナルのトートバッグが売られていました。トートバッグは『DEAN&DELUCA』と同じくらいのサイズで使いやすそうでした。
テーブルにガーベラが活けてありました。これも、赤。徹底しています。素敵です。
店員さんは、シンガポールとはおもえない愛想のよさでした。てきぱき注文をさばき、笑顔も素敵でした。
アイスラテ、美味しかった~!気温が高く、なかなか香りを楽しむホットコーヒーを飲もうという気にならないのが次回以降の課題です。
タナメラコーヒーは現在6店舗展開中です。
・ラッフルズプレイス(CIMB Plaza)
・ロバートソンキー
・ブオナビスタ(ザメトロポリスタワー2)
・タングリンモール
・バートリー(ノベルティテックポイント)
場所は便利なようなそうでもないような感じですが、雰囲気が良いですしペストリー類も美味しいのでお勧めです。