Banteay Srei
国境近くのプレアビヒア遺跡へ向かう途中、バンテアイ・スレイ遺跡へ立ち寄りました。ここは、朝早く訪れるとゆっくり見ることができて良いですよ!!
名前の由来は「女性の砦」というそうですが、確かに優美で綺麗な建物でした。建物はコンパクトにまとまっており、急げば30分ほどで見終わるかな?という場所です。
こちらの遺跡は10世紀に作られたレリーフがそのまま残っているのが素晴らしい。今まではレリーフの意味が分からなかったけれど、ガイドさんに教えてもらいました。下の手が伸びているようにみえるのがガルーダという鳥の神様であり腕にみえるのは翼とのこと。その上にいるのはシヴァ神。
有名な神様が何人かおり、アシュラマンのように顔が3つあるのがブラフマー神、手が四本あるのがビシュヌ神、ノーマルがシヴァ神です。この三人は他の遺跡でも何回も出てきました。
中央の祠 左側に東洋のモナ・リザといわれるレリーフがあります。近くには寄れませんが、さすがに綺麗でしたよ。キャッチフレーズは印象に残ります。とにかくここの彫刻は繊細で、細かい。詳しくはわかりませんが、細かくねらって掘られたのは感じました。
レンガ色の赤っぽさが印象的な遺跡でした。訪問する価値はあると思います。
この遺跡は、20世紀に野焼きをしている時に見つかったとのことで、一部焦げが見られます。それもなんだかすごい話ですよね。何百年も森に埋もれていた遺跡を間近で見ることができて本当に良かったです。良い思い出になりました。